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慶寿園、福智山系を背景に安心と安らぎのある生活。そして根拠ある介護を目指して。

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介護の杜1

福祉を運営するものとして目指したいもの。笑顔一番を実現するために

全国社会福祉協議会2005年5月27日発行「福祉QC活動ガイドブック」明日の福祉が見えてくる。P9~P10に次のうような言葉が述べられています。経営学者のP.Fドラカーは『非営利組織の「自己評価手法」』(ダイヤモンド社)の日本語版序文で以下の様に課題提起している。「(前略)非営利組織のマネジメントはビジネスよりも難しい。(中略)『財務的な判定基準』によって自らを律するということがない。非営利組織の運営に当たっては、自らの『使命』を定義しなければならない。(中略)自分たちが得ようとする『成果』をはっきりさせ、『業績』をどの様に測定するのかを明らかにする必要がある。さらに、決して潤沢ではない人材や資金といった『リソース(資源)』をどう配分するかを考える必要がある。」として自己評価法を本文で以下のように展開している。「一、われられの使命は何か。二、われわれの顧客は誰か。三、顧客は何を価値あるものと考えるか。四、われわれの成果は何か。五、われわれの計画は何か。」社会福祉の現場では、さまざまな試みを個別・各所で技術(スキル)に昇華してきた経験を持っているが、このことを具体的に他に普遍化できているであろうか。反面、人への支援を一面的にパターン化することはわれわれ福祉のしごとではない。しかしドラッカーが指摘しているように、成果をはっきりさせ、業績を測定する必要性を認識しなければならない時期にきているのは、第三者評価を論ずる以前の課題なのである。ことことは現場のサービスばかりでなく、これを支える運営管理にもっとも重要なことであろう。「汗と涙と誠意」だけを評価基準とするのはいかがなものか。これでは従事者も満足できず、またそれで済ますには、社会福祉事業はあまりにも一般化しかつ巨大になりすぎたようである。(以上抜粋)
 同感です。職員の努力をどうしたら効果的に利用者の笑顔に繋げていけるかを目指します。そのためにエビデンス(根拠)、科学的な思考やプロセスを活用すべきだと考えます。慶寿園、私自身の現状を客観的に見つめ直し、努力を忘れず粛々と進めて行こうと思います。
但し、一法人としての限界も感じます。まず、慶寿園の思い(試行)が独善的、独りよがりにならないよう地域との交流、他法人と意見交換、行政との連携を行います。相互に福祉の向上を果たせれば、きっと福智町、田川がどこの地域にもひけをとらない福祉のまちになれると思っています。また果敢に挑戦できる、慶寿園でありたいと思っています。
時事通信社 (編)全論点「人口急減と自治体消滅」 中央公論社「地方消滅社会」の論説が現実のものとして視野に入ってきているのが心配です。

ICTの活用は必然

 介護とICT連携にかける思い。特別養護老人ホーム慶寿園施設長に就任し8年半が経ちました。その間、多くのお年寄りの生活、ご家族との関わり、そして死を見つめてきました。入所されたご利用者様には、縁あって共にする時間をいただいたものと感謝し、職員と協力して介護につとめて参りました。私の死生観の変遷を述べさせていただきます。人は必ず死にます。死は理不尽です。人が死に直面するするとき、諦観、感謝、恐怖、無念、怒り等どう気持ちをどう 整理するのでしょうか。突き詰めれば、認知症、病状、意識レベルが悪化する過程で、何をよりどころに、死を受け入れることができるのか。施設長の経験が増すたびに強く思うようになりました。平成27年7月2日放送のNHKのクローズアップ現代で柳田那男 氏が言われた「人は死に際して、あるいは人知ではどうしようもない難題に直面したり、死期が近づくと、自分の現状、内面等を綴る手記を書きたくなるものだ」という言葉が印象的でした。(番組が問題として取り上げた“手記”は手に取ることも読むこともありません。人として許すことはできません。また私自身、手記を書く境遇には ありませんが。)最後に、介護とICT連携にかける思いに繋げたいと思います。「私が死ぬとき、何を持って自分に言い聞かせることができるのか、” 心の奥を彷徨う途中ですが、今まで、お世話になった方、相談相手になっていただいた方、人としての生き方を示していただいた方等、多くの方を回想的に思い出し感謝し、一部でも恩返し、罪滅ぼしができたと思えたなら、笑顔で死を向かえられるかもしれない。」との思いに突き当たりました。残念ながら、私に大した経験、能力があるわけでもありません。少しでも正直に生きたいと思い、敢えて介護の杜で申し上げたいと思います。
「介護は人なり、介護者は人なり。されど人は、肉体魂に限界あり」 マンパワーだけでは、思いは達成できない時代になっています。人材の育成とそれを活用できるICTがきっとあるはずです。



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特別養護老人ホーム慶寿園社会福祉法人慶寿会

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アクセスカウント開始日平成26年7月7日

あなたな10番目の来場者です。