Ⅰ.介護職員との面談
本人が目指す介護 介護現場の現況 | 阻害要因 | キャリアプラン | |
A | ・若いスタッフから教えられている状況なので、このまま様子をみてもらいたい。 ・若いスタッフが問題の改善、よりよい介護方法等を積極的に提案しているのでいいことだと思う | ・介護現場への復帰後、時間が短い。 ・スタッフ間での問題の提起、そして話合いの手順や方法、取決めに対して、他スタッフへの配力、解決経過に向けた取り組みに丁寧さが必要。 | ・若いスタッフのサポート役が向いているようなので、私自身もっと勉強していきたい。 |
B | ・ご利用者様同士で、おしゃべりができるよう雰囲気作りに努めている。孤立しそうなご利用者様は、状況をみてグループに入れるよう気配りをしている。ご利用者様からあなたと話がしたかったという言葉をいただくと嬉しい。 | ・居室の隅にごみが残っていたり、タンス内の整理ができていなかったときは気になる。よりよいサービスに向けた、根拠、流れ、予測・予知を考えた基礎からの介護指導ができていないのが気になる。 ・認知症がある方でも、食事の説明をしながらの配慮が欲しい。 ・各委員会で、取組む範囲を限定してしまっている。各委員会の連携が必要だと思う。 | ・若いスタッフのサポート役が向いているようなので、私自身もっと勉強していきたい。 |
C | ・園はご利用者様の家そのもの。家にいる雰囲気、いごこちの良さ、身だしなみ、当たり前の生活を目指して、介護したい。 ・細やかな部分に気付けるよう務めている。 ・一人一人の楽しみ、思い、家族としての目線を常に意識したい。 | ・箪笥の整理整頓、掃除ができていないときは、気になってしまう。 ・委員会の話合いや、記録の多さが以前より増えている。逆に、ご利用者様一人一人によりそえる時間が短くなっているのでは。 | ・介護のプロとして、思い、技術、知識をたかめていきたい。 |
D | ・認知症の方への言葉づかい、気持ちの尊重を心がけている。 | ・個々の認知症の方への統一的ケアは、スタッフ間のコミュニケーションを充実させる必要がある ・自分自身の体調管理に心がけ、他のスタッフに迷惑をかけないようにしたい。 | ・年配介護者でも、介護のノウハウを発揮できる方法を考えたい。 |
E | ・マイホームに居られる感じで、安心していただけるようせ活をサポートしている。 ・リハビリ用のDVD(タオル体操など)を作成してみたい。 ・最近食事メニューが改善され、季節感が見えるようになった。 | ||
F | ・もっとご利用者が楽しる時間を作ってあげたい。個別的に関わる時間が欲しい。 | ・ご利用者様としっかり話ができるようにしたいが、他の作業で時間が足りない。 新人は、家族目線で、この方が自分のおばーちゃんだったら、という感覚が欠落しているように思える。 | ・コツコツと着実に実力をつけたい。 |
G | ・一人一人のご利用者に寄り添った介護がしたい。 ・気付いたことは、他のスタッフと共有したい。 | ・介護のプロとして一歩一歩確実に成長していきたい。 ・面接技術、対人援助技術の習得を目指したい。 | |
H | ・経験が短いので、業務を覚えるだけ精一杯です。 ・ご利用者様やご家族との信頼関係を気付きたい。 | ・新人職員へのOJT不足 | |
I | ・寝たきりのご利用者様でも、話しかけたり、手足をさすったりしてコミュニケーションをとる。 表情の変化や頷きなどあると嬉しい。 ・日常のちょっとしたことでもご家族にお知らせするようにしていいる。 | ・ケアマネジャー、社会福祉士、精神保健福祉士等の資格を取得したい。 | |
J | ・ご利用者様の笑顔を見たい。 ・ご利用者様からの励ましは、特に嬉しい。 ・みなさんの輪から外れているご利用様には、こちらから話しかけてあげたい。 | ・ご利用者様の重度化のためか、仕事量が増え個別的に接する時間が短くなった。 ・作業の効率化、仕事量・内容の分担が明確になれば、改善できそうだ。 ・委員会の決定方法を所属していない職員に分かるように伝えて欲しい。 | |
K | ・ご利用者様の事故防止、状態変化観察に重点を置いている。他の職員への情報発信に心がけている。 ・利用者のグループワークに重きをおき、利用者の笑顔が増えるようにしたい。またご家族との交流の場にもっていきたい。 ・もっとご利用者に寄り添いたいが、個別的ケアの時間が足りない。 事故防止を徹底したいので、一人一人のアセスメントを入念に行いたい。そして他のスタッフと連携に伝えたい | ・個別的ケアの時間が足りない | |
L | ・利用者の思いにあった生活をサポートしたい。それには、スタッフ間の認識を統一する必要がある。話し合いの機会を増やしたい。 ・排泄介助等施設側の意向にそった時間や流れになっている。個別に考えてあげたい。 | ・スタッフ間の話し合いの充実 | ・リーダ的存在になって、職員の指導、調整役を目指したい。 |
Ⅱ.職員からのアンケート(面談)
リーダー、サブリーダーが協力し、各スタッフと面談(感想)をしてもらいました。その一部を紹介いたします。
- チェック項目が多くて大変だけど、出来ている所と出来ていない所を見つめ直せる 。
- もらった額(賞与額に上乗せ、明細書には別科目で記載)が多いのか少ないのか基準が分からない部分がある。
- 評価の仕方は良かったと思う。【自己評価制は良かった】差が付いているのはやる気が出た。評価後の面談は大切である。
- 次回も評価をするのであれば今回以上に頑張りたい。
- (評価表は)介護に関する項目だけだともう少し分かりやすかった。
- 他の人が評価した結果が知りたい。
- 自分の評価はいるのか?こういう所を頑張ってほしい等言われたい。
- 簡潔にしてほしい。(内容を分かりやすく)
- 評価後の結果を知りたい。(解決まですればいいのでは)
- 自己評価するのは難しい。